今年で第74回目を迎えます「手足の不自由な子どもを育てる運動」は、手足の不自由なお子さんたちに対しての支援とともに、幅広い方々に療育思想の普及を図ることを目的にしています。
日本肢体不自由児協会が1953年に第1回を開催して以来、73年という長きにわたってこの運動を支えてくださった多くの方々や、現在もご支援いただいている皆様方の善意に心より感謝申し上げます。
ただ、愛知県におきましては、この運動の共催がいつまで続けられるかという危機的状況になっています。当協会が行ってきました各種事業は、毎年皆様からいただく寄付金によって賄われてきましたが、この寄付金が近年減少を続けているのです。このため、三年前にやむなく事業の縮小化を行いました。しかし、その後も寄付金総額のさらなる減少が進んでおり、このままでは他の事業も継続できなくなる可能性が出てきました。
皆様のお力で、こうした当協会の窮状をお救いいただけないでしょうか。
物価の高騰が続くなかで誠に心苦しい限りではありますが、少額で構いませんので、一人でも多くの皆様方のご支援、ご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
当協会では、これまで模範肢体不自由児等(重症心身障がいを含む)の表彰、肢体不自由等高校生に対する奨学金の支給、関係団体の各事業に対する助成、家庭療育指導誌「あゆみ」の発行と無料配布を毎年続けてきました。現在は、この「あゆみ」を一旦休刊とし、情報発信の別の手段としてホームページの充実に取り組んでおり、今後も可能な限りこれらの障がいのあるお子さんの療育や、そのご家族の福祉の向上に寄与してゆきたいと考えております。
令和8年9月
愛知県肢体不自由児協会
会 長 𠮷 橋 裕 治
*高木憲次氏による『療育の理念』
「たとえ肢体に不自由なところあるも、次の社会を担って我邦の将来を決しなければならない児童達に、くもりのない魂と希望をもたせ、その天稟を伸ばさせなければならない。それには児童を一人格として尊重しながら、先ず不自由な個処の克服につとめ、その個性と能力とに応じて育成し、以って彼等が将来自主的に社会の一員としての責任を果たすことが出来るように、吾人は全力を傾盡しなければならない。」





